国連環境計画(UNEP)親善大使である加藤登紀子さんからのメッセージ

地球は悲鳴をあげている!!

この数十年言われつづけた地球のSOSに、なかなか対応出来ない私たちの生活。

国連環境計画(UNEP)親善大使としての旅の中でも、いろんな事実にぶつかりました。 天山北路の国、キルギスでは、氷河が解けはじめて山崩れが起こっている。 南太平洋のフィジーやトンガでは、気候変動によってけたはずれに大きなハリケーンが発生している。 モンゴルでは、地下1.5メートルの永久凍土が、溶解の危険にさらされている……

先進国や都会の生活者が、気づかない遠いところで、地球が音を立てて変わりはじめているのを知りました。

この「地球縦回り一周の旅」という壮大な旅の中で、出来るだけたくさんの地球の声を聞きとって、 私たちに伝えてほしいと思います。

同時に、この星の奇蹟のような美しさや生命の力も伝えて下さい。

旅の成功を心から祈っています。