大場満郎隊員の日誌

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2008年5月14日

アザラシ

海氷の上の真っ白い雪面に黒いものがあり、すぐ目に付くので近づいていくとアザラシだった。デジカメを取り出し近づくと、時々頭をもたげ周囲を見回す。その時、歩きをとめ、待っているとまた寝てしまう。70mほど離れたところから写真を撮る。さらに近づくと、ソリのガタンゴトンと立てる音に気づき、あわてて海中に逃げてしまった。

そこに行くと、海氷に直径60cmほどの穴がぽかんと開いており、その周囲5mのところに、彼らの寝床の穴が、6〜7ほどあった。歩き回った跡も雪にくっきり残り、爪跡、尻尾を雪にこすった跡も、見事なほど分かった。

海中に繋がる穴には、斜め上の氷があり、そこから海氷上に這い上がるのだ。周囲を見回すと、黒いものがたまに見えるので、アザラシが暖かくなったので、海氷上に昼寝、ひなたぼっこをするようになったのだ。

大場 満郎

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